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前回、何気なく書いた、ジャンヌの2世を制作しているという話題に
思わぬ反響をいただき、嬉しく驚いています。ありがとうございます。

1体の人形に、共鳴してくださる方が何人もいらっしゃるって
制作者冥利に尽きます。大げさでなく。

好きで創っている人形ですが、こういう風に支えてくださっているな、
と感じるとき、これからも気を引き締めて創ろうと改めて思うのです。

いわば、制作をする上でのサプリメントを頂いたようなものかもしれません。


ジャンヌにはいつも思い入れがあると言っていますが、
(今まで、何故かどうしてもその訳を言えなかったのですが、)
それは、私が、自分自身のために創った人形であるということです。

自称・人形作家なので、嬉しいこともつらいこともすべての感情は
人形に込めていければ、と思っているところがあるので、

つらくてどうしようもなかった時に、私を自分で支えようと
ジャンヌもそんな気持ちで創った人形でした。


初めてのジャンヌを発表したとき、記者の方の質問で、
「今回の代表作は?」に、なにも考えず思わず
「この子、ジャンヌです」と答えてしまった私は、
理由を尋ねられても、当時の状況を思い出し、答えもせずに泣き出してしまいました。
(私は、涙もろい...)

察しの良い記者さんが、「すべての感情を作品に込めるのが、作家さんですよ」
と言って下さったのを、ありがたく覚えています。


そんな誕生だったジャンヌですが、我が家で
自由奔放に育ち、言いたいことを言ってる風ににどうしてなってしまったのか...
たしかに、制作中はつよくありたい自分を意識していましたが、
親である私にもよくわからないのです。

この前、「これからの制作態度の指針になるかもしれません」と書いたのは、
ジャンヌを創った理由の自分のため、ということかもしれません。

あと何年制作ができるかを考えると、
自分のために自分なりに創ることが、私には必要なことのように思えるのです。


 

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