FC2ブログ


NHKのテレビの再放送をさっき観ました。
「春日大社 よみがえる黄金の太刀~平安の名宝に秘められた技~」
というタイトルのものでしたが、観ていてドキドキしました。

内容は上手に書けないので、NHKから引用させていただくと、


奈良・春日大社で、国宝中の国宝といわれる黄金の太刀の復元が進められた。
日本各地から人間国宝級の職人が集結し、平安の名宝に秘められた高度な技と格闘した3年の記録。

世界遺産の一つ奈良・春日大社では今年、20年に一度の大規模修繕である、式年造替が行われた。
中でも注目されたのが、ご神宝である国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」の復元だ。
経年劣化によって錆ついたこの太刀を復元するため、最新科学で分析した結果、
多くの部分にほぼ純金が使われた、類を見ない豪華な刀であることがわかった。
復元に携わるのは人間国宝級の職人たち。
平安の名宝に秘められた神聖で高度な技と格闘した3年の記録。

ということなのですが、
その復元作業がもうドキドキしっぱなしでした。

猫の細かい螺鈿細工を復元する工程では、すべての螺鈿を埋め込んだ後、
「毛彫」という彫刻をするのですが、
人間国宝の方でさえ、失敗したら、一から螺鈿をやり直しという緊張の中で、
開始から、4時間かかってやっと一彫りさせたのです。
結局、2年かけて、毛彫を完成されたそうです。

彫金の作業も、3万個の点を半年かけて打ち続けるとか、
観ていても、息をするのが苦しいような作業の連続なのです。

無事に、刀身が、鞘に納まったときには、私までほっとしました。

ところで、それだけして復元したこの太刀ですが、
神様の宝物になり、もう二度と我々が見ることはないそうです。

日本人の宗教の奉仕の形と、ありったけの技術を持って創り出す精神の尊さを
見せてもらったような番組でした。

 

秘密